トレインケーキ

(有)東洋住研

2009年11月13日 11:09



 増えすぎた車
 大好きな沖縄なのですが,最近は車の多さがとても目につきます。
大変な数の車が走っています。確かに車はとても便利な乗り物で,
戦後の沖縄の復興に欠かせないものでした。しかし,沖縄は小さな島です。
アメリカのような大陸ではありませんから,車が増えすぎると渋滞や
排気ガスなど色々な問題が生じてきます。

 先日那覇で,小学生の交通シンポジウムに参加しました。
子どもたちだけに,大人では気付かないような切り口の発表が聞けました。
「地球温暖化で気温が2度上がることは,体温36度の人が
38度になることと同じなのです。これでは元気は出ません」と,
子どもたちならではの独特の表現で話しだしました。
そして「今沖縄には車が92万台ありますが,それを沖縄本島
最南端の喜屋武岬から北に向って並べると何処までいくと思いますか」
と問いかけてきました。私たちは「名護までだろうか」とか
「辺戸岬,いや,九州までいくだろうか」などと話していましたが,
なんと,北海道のはるか彼方まで続くそうです。沖縄にはそれほど
多くの車があるということです。

 以前私は,毎日の渋滞や排気ガスに悩まされている
国際通りの皆さんから「何か良い知恵はないでしょうか」
と相談を受けたことがありました。そこで,諸外国の例をお話ししました。
「ヨーロッパやアメリカの各都市では,トランジットモールといって
街の中心には車を入れずに,公共の乗り物だけで中心部に入って
来る仕組みができています。車は街の郊外,空いている所を走っています。
沖縄でもこのトランジットモールを考えてみたらどうでしょう」とお話ししました。
車社会の沖縄でこの話をすると,袋叩きにあうかもしれないと思っていましたが,
意外と皆さんに受け入れてもらえました。それではと,
少しずつ少しずつトーンを上げて,路面電車の導入を話しだした頃から
「ゆたかさんは電車のおじさんだ」と言われるようになりました。



エッセイスト ゆたかはじめ 氏

沖縄に路面電車・・・ぜひぜひ、作ってほしいです。
先日、ゆたかはじめ氏の講演会、すごく感激しました。

今朝は、ちょっと、遊びで、トレインケーキを作ってみました。
男の子が喜びそうですね。



今日も皆様に良きことが雪崩のごとく起きます。
いつもありがとうございます。

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